責任重大だからこそ、「調達」という仕事はオモシロい
- 2015年新卒入社
- 男性
- 購買
- 日東工業を志望した理由を教えてください
- 就職エージェントの方から「すごい技術力のある中堅企業」と紹介していただいたことをきっかけに、日東工業を知りました。決して規模の大きくない会社なのに、省力化機器の分野で世界一を実現している。そこに惹かれて、志望を決めました。
- 現在、どのような業務に携わっていますか
- 資材の購入・管理業務に携わっています。製品の納期から逆算して、期限までに必要な部品を揃えることが主な役割です。近年では、半導体をはじめ、世界的な供給不足に陥っている部品も少なくないため、調達に苦労することも少なくありません。部品がひとつでも揃わなければ製品は完成しないため、責任は重大です。その反面、自分が調達した部品が日々組み立てられ、製品として仕上がっていく様子を見ることが、大きな喜びになっています。
- 仕事をするなかでやりがいを感じるのは、どんなときですか
- 頼りになる仲間の存在を実感したときですね。以前、ある部材が供給不足で突然入手できなくなってしまい、調達納期に遅れてしまったことがありました。生産部署のみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、彼らは私を咎めることもせず、生産体制を柔軟に調整し、お客さまへのお客さまの納期までに無事に製品を仕上げてくれました。本当に感謝の気持ちしかありません。そういう信頼できる仲間とともに働けることも、この仕事の魅力だと感じています。
- 仕事をする上で、大切にしている考え方を教えてください
- 物事を点ではなく、線として捉えるように心がけています。より具体的には、生産現場の予定やお客さまの納期などに変更がないか、細かな情報の確認を欠かさないようにしています。これも調達納期までに確実に部材を揃えるための工夫のひとつですね。同じ部署の先輩たちの姿を見ている自然と身についた習慣です。
- これまで仕事をするなかで直面した課題を教えてください。またそれをどのように乗り越えたのでしょうか
- 調達納期の間近に、発注先から「納期までに部材を用意できない」と連絡がきて、冷や汗をかいたことがあります。調達納期に間に合わないと、それ以降のすべての作業に遅れが出てしまうからです。自分だけではどうでもならないと判断し、すぐに先輩に相談しました。先輩が、設計部署に掛け合い、代替部品に切り替えることで、ギリギリ納期に間に合ったときには、胸を心底ホッとしましたね。経験の浅い私には、まだそこまでの判断はできませんが、だからこそチームのメンバーと密に情報を共有することが大切だと考えています。
- 今後の目標を教えてください
- いま私が担っているのは、納品された部品の確認や仕分けなどが主で、発注作業はまだ補助的にしか携わっていません。発注は調達のなかでも難しく、責任も重大な仕事ですが、今後はその業務の中核を担えるようになりたいですね。
- 日東工業で働きたいと考えている方に、メッセージをお願いします
- 仕事は決してひとりではできません。調達の仕事をしていると、そのことを日々実感します。これから日東工業で働きたいと考えている方にも、多くの人と協力し、互いを認め合う姿勢を大切にしてほしいですね。しっかりと感謝の気持ちを伝え、周囲の人に安心感を与えられる。そんな人とチームを組めたら嬉しいですね。